グローバルナビゲーションへ

本文へ

バナーエリアへ

フッターへ



ホーム >  専門センター >  温熱療法センター

温熱療法センター


高周波式ハイパーサーミアとは?
 高周波式ハイパーサーミア療法とは、がんの温熱療法の一種であり、高周波(ラジオ波)を
利用して身体の深部のがん組織を加温することで、がんを壊死・縮小させる治療方法です。
 ヒトの細胞は42.5(~43)℃以上に温度が上がると急速に生存率が低下しますが、この原理を
利用し、がん細胞を選択的に加温することで、がん細胞のみを死滅させます。


厚生労働省の最新の安全基準をクリアし、治療効果が認められた治療装置です(2017年12月認証)。

特徴

1 脳と目以外の殆どの部位(固形がん)に適応できます

2 浅部から深部まで病巣の深さに合わせ、
  選択的に効率良く治療が行えます

3 身体の負担が少なく、外来での治療が可能です
  (治療時間は1回あたり1時間弱程度)

4 他療法(化学療法や放射線治療法など)との併用で、
  それぞれの治療効果の増強が期待出来ます

5 副作用が殆ど無く、何度でも施行できます

6 QOL(生活の質)が向上します

7 正常細胞の免疫が活性化します

なぜ、がんが選択的に加温される?

成人の身体の65%は水でできています。そのため、身体に密着させた対極電極に極性の変わる交流電流を流すと水分子が電極の極性変化に依って振動をします。周波数を上げると水分子の振動が追随できなくなり、その分のエネルギーが熱となり、細胞内外の分子自体が発熱します。
 がん病巣周辺が加温されると、正常細胞は血管が膨張し血流が増え冷却されますが、がん細胞は血流が殆ど増えないため、結果的にがん細胞だけが鬱(うつ)熱します。したがって、正常組織にダメージを与えることなく、がん組織だけが選択的に加温され死滅します。

他療法との併用

   高周波式ハイパーサーミア療法単体の治療でも効果はありますが、
  現在の「三大がん治療(標準治療)」である外科治療、放射線治療、
  化学療法との併用により、それぞれの治療効果の増強(補完)作用を
  期待できます。
   現在では、免疫療法との併用についても、多くの研究が行われてい
  ます。

治療の流れ

治療前

1 上半身加温の場合、治療前1時間以内の食事は控えます

2 治療中は発汗するため、タオルや着替え等を準備します

3 治療前にトイレを済ませます

4 加温部位の着衣を脱ぎます

5 身に着けている金属物を取り外します

6 治療ベッドに横になります

7 電極パットを治療部位に当てます



治療中

8 高周波電流を身体に印加します

  ※治療時間はおよそ40分間です。治療中、具合が悪くなったり痛みなどを感じたりした場合、
   無理をせず近くの先生に声を掛けてください。


治療後

9 電極パットが身体から離れます

10 治療ベッドから降ります

11 水分を十分に補給します